"できる"ビジネスパーソンに共通する、言葉に潜んだ罠にかからない方法




YeLLのサービスを企画し始めてから、気がつけば2年半となった。

長いような短いような、そんな2年半。


そんな期間を経て本日、これからのサービスの方向性をとても明るくする、最高に痺れるブレイクスルーがあった。

その時の話から、始めよう。





ブレイクスルーが起きた直後、弊社社長がラーメン食べたいと言うのでお供したときのことだ。

ブレイクスルーの影響でテンションが上がり、互いにラーメン大盛り+餃子(社長は+大盛りライス)を16時くらいに食し、胃の調子に多大なる影響を与えたのはさておき、

その食中にて、「結果ありきたりな内容だろうが、体験した上で発見したことなのか、ふと見聞きしたことなのか、では価値が全然違う」という話をした。



みなさんもそれぞれご経験はお有りだろうか。

・自分の実体験を様々重ねてきた上で、やはり自分は○○を大事にしたいなあと思った(○○:人との関係性とか、夢とか、そういう類)

・はたまた、よくメディアのインタビュー記事とか、イベントの登壇者とか、そりゃそうだろと多くの人が思うような内容をよく見るし聞く。



自分の体験からの気づきは認識できることが多いかもしれないが、問題は他人の体験からの気づきに関してである。
(そもそも自分の気づきを得ることができないと、他人の体験から気づきを得るのは難しい)

他人が「いやあ、実はこうだったんだよね、、、!」と言うようなことって端からすると当然と思うことが多い。
そして、当然と思ってそれで終わってしまうと、もうすでにその言葉から学ぶことはできない。俗に言う、「右耳から入って、左耳に抜けていく」感覚だ。

そうなると、もはや見ても聞いても自分にとって何も価値のない情報になってしまう。



そもそも、地べたを這いつくばってやり続けて気づいた内容と、単純にふと聞いたり見た内容じゃ情報としての価値に天と地の差がある。

その地べたを這いつくばってやり続けて気づいた内容を、そのままスルーしてしまうだなんて、なんてもったいないのだろうか。

ただもちろん、誰もが全てに対して時間を投下できるわけではないし、全て地べたを這いつくばろうと思っても、どれだけ汚れても終わりはない。

では、どうしたら良いのか。




弊社がサービスをつくる為に世間の俗に言う社外の"できる"ビジネスパーソンとうにうにと議論をか交わしている中で、相手の言葉を理解する為にみなさんが瞬間的にやっている流れがあるなと最近感じた。


それは、相手との会話の中で出来事を追体験する、ということである。


私の勝手なる整理ではあるが、簡易的な手順を示すのでぜひ試しにやってみてほしい。


1. 他人の言葉を見聞きする

2. 自分の過去の経験に当てはめて、思い出してみる

3. その言葉を発してくれた相手に対して、「わかるわかる!私は同じようにこんなことがあったんだよね〜」と、その相手の言葉との共通項を意識しながら話してみる

4. その話に対しての感想をもらう

5. 上記の繰り返し


もちろん、全ての事柄を追体験できないかもしれない。
でも、それでいい。

完全に追体験するだなんてそもそもほぼ不可能なのだし、少しでも共通点のあるところを見つけて話してみることが相手への理解、ひいては自身の学びに繋がる。




PCから、スマホから、TVから、もう場所を選ばず時間を選ばずどんなところでも言葉を見聞きできる時代になった。

インプットしても処理しきれない、、、という悩みをお持ちの方は、もっともっと処理しきれないようになってくる。

そんな時代こそ、1つ1つの言葉を大切にして、それを自分なりに咀嚼できるようにしておく必要があるのではないだろうか。



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