秋の夜長に考え耽りたい効果的な問い 〜10月2週目編〜




弊社のサービスの特性上、『問いかけ』というものに対するこだわりがとても強いのですが、
そんな中、昨日ふと友人に言われたことがあります。

『せっかくなら、その一定期間の間に効果的だなあと思った新たなフレーズを蓄積してみたら?』


なるほど、と。

確かに、「この問いはすごい、、、!!」と思うことは多々あれど、それってどうしても忘れがち。
それならば、時々はそれを記してみようと思ったのです。


ということで!
今週のとても刺激的だった問いをば。



■『全ての制約がなかったら、いま勉強したいことは何?』

こちら、先日同僚と話していた時にふと私がした質問。
この制約を脳内から外していく作業はかなり難しいのですが、丁寧に外しながら考えていくと、普段の生活ではなかなかやりきれていない、本当に心の底から欲している時間を引っ張り出すことができます。

ちなみに、私が同僚に聞いたあと、私にも問われたのですが、咄嗟に答えたのは
「世界中を転々としながら、各地に根付く文化と、それが人々の考え・行動にどう紐づいているかを勉強したいかな」でした。

※補足
なお、これは発散系の問いですが、この回答が出たあとに行うとさらに効果的なのがこの問い。
『いま心の底からやりたいことは、どんなジャンルの学問になる?』
こちらは発散させたものを収斂していく問いですが、正直かなり難しい問いです。
実際、先日弊社代表から聞かれた問いなのですが、その場で私は答えられず撃沈したのですが、この学問名にはめることは自分の定義をする上でかなり効果的かと思われます。
ちなみに、今の私の勉強したいことを学問名にすると、既存の概念だと「応用倫理学」、新しめの概念だと「幸福学」、個人的に作りたい概念でいうと「勇気学」です。



■『映画のこの1シーンに対して感じたことがあると思うんだけど、それはあなたの今までの人生のどこに紐づいている?』

これは同僚と恵比寿で美味い定食ランチを食べている時に聞かれたこと。
彼が『君の膵臓を食べたい』を見て、私の以前記した感想記事も見てくれた上でしてくれた質問。(以下、その時の記事)

ー『君の膵臓をたべたい』を観て、『毎日、幸せでいる勇気を持つ』ことの重要性に気がついたという話。
http://yuki-kitamu.blogspot.jp/2017/08/blog-post_25.html

映画って、人によって思うこと考えること感じることが全然違うじゃないですか。
それって、1人1人違う人の過去のどこかしらの琴線に触れているからこそ違いが出るのであって、その触れた琴線の箇所は本当に異なるはずなんですよね。それを、この質問は見つけてくれます。
もちろん、何か思う、それに対する背景を全て認識するのは困難でしょうし、思考する度に毎回やっていたらおそらく脳内がパンクします。
でも、それを繰り返すことできっと脳内のいろんな部分を連結させ、とくに考えずともその背景を理解することができたり、自分の新たな一面に気がつくことができるようになるのかと思うのです。

ちなみに、シーンとその背景を記すと長いので割愛しますが、私がこの映画で上記の記事のような思考に至ったのは、自分の病気時代のことがあるからです。その時の体験・感覚、それらの奥底の琴線に触れる量がすごかった。本当に、いい意味で触れ続けてくれました。



■『いま、あなたが最も情熱を注いで没頭したいことは何?』

これはどこかの記事で見かけた言葉。(リンク先が結局見つけられなかったのですが、、)
これ、得てしてパッと答えるのは難しい問いかと思います。
結構毎日これについて考えてないと、出てきにくいはず。

ただ、組織内でハイパフォーマーだと言われる方に会うとどなたもここについて瞬間的に楽しそうに話します。(逆もまた然り)
むしろ、ハイパフォーマーはすべからくここを考えるようになるのか、ここを考えているからハイパフォーマーになるのかは定かではありませんが、もはやこれを考え続けるのは働く人の必須アイテムになっているのではないかとまで思うほど。

ちなみに私の場合、ここは明確に「人が行動する際に持つ勇気という概念と、それをどう創り出すかを研究し続けたい」というところですね



さて、いかがでしょうか。
これらの質問についてお考えいただいた方と、是非ともこれらについてうにうにと語り合ってみたいものです。

では、今日はこの辺で。





コメント