スキルは自身の特性と組み合わさって初めて、"スキル"足り得る。




昨日は月に一回の社長との面談日。
弊社ではだいたい月に一度、社長とゆるりと話す時間を「面談」という形で設ける。

別に他のタイミングでがっつり話す時間がないという訳ではないのだが、確実に毎月おさえ、その時間では自身の仕事以外のことも含めて相談したり聞いてもらったりする。

昨日は、私の特性をどんなスキルと組み合わせていくことが良いのか、そしていかに最大限のパワーを発揮できるようにその特性やスキルなどを設計していくか、ということを話した。

特性というとなんだかわかりにくいが、言い換えると「自然とやってしまう行動や思考」「全く負荷なく楽しみながら、かつそこに満足することができる行動や思考」となるのだろうか。

で、私が現在持つ特性はこちらである。(これは、普段よく周りにいる方から言われる特性)

・イニシアチブ
・親密性
・吸収力


それぞれ、簡単に書こう。

・イニシアチブ
誰よりも先に手を挙げたり、自分で思ったことや気づいたことをすぐさま行動や思考に移して実行フェーズに持っていくというもの。
思い立ったが吉日。速攻手をつけていくというのは大学時代から自分が自然と行ってきたものだ。

・親密性
1人の相手と深く語り強く関係性を築くということが私は大好きで、親密になればなるほど嬉しいし、そんな人との時間を大切にしてさらに親密性を高めようとする傾向にある。その対象となる人は比較的範囲として広い。ただ、社交性はかけらもないので大勢がいる場所に参加したりするのは苦手。

・吸収力
人から言われたことだったり、本で読んだことだったり、それらの様々な情報をすぐに自分の考えに紐づけて納得する部分を見つけ、最終的に自分の思考の一部にするということはかなり行う。
「北村くん、僕はこう思うんだよね」
「なるほど!確かにそりゃそうだ!」→自分の考えにする
すごい簡略化するとこんな感じだ。




これらの特性は周りの人に言われて気づいた特性である。
特性というのは得てして自分では自然に行なってしまうがゆえ、それ自体が特別なものだとは自分で認識できない。

「私って、普段どんな行動を自然にとってるかなあ。気づくところある?」みたいな感じですぐ近くの人に聞いてみたりすると、自分では気づかなかった自分を知れるのでオススメだ。
できれば、違うコミュニティにいる複数人にお願いすると、比較できてとても面白いと思う。


では、上記に話を戻そう。

これらの特性にどんなスキルを組み合わせるとさらに力を発揮できるのか、これまた考えるのがとても難しいが、自分で理解しているだけで相当働きやすく、生活しやすくなれる。


例えば、私の親密性。
相手と親密になることが特性なのであれば、それに「提案力」というスキルを加えたらどうだろうか。

相手と親密になって強い信頼関係を持った状態、相手のことをとても詳しく知った状態で、
「いやあ、そういう状態ならこういうことをしてみるのもいいかもしれないですね。そうすることで、あなたのこの部分、こういう風に解決できるかもしれません。実際、かくかくしかじかな事例もあって、、、」
と、親密性に「提案力」というスキルが加わると、より丁寧なる営業能力、コンサル能力となる。(あまりにシンプル化しすぎているが、なんとなく想像がつけばよい)



そう考え分析していくと、人の特性というのはなんて奥深いのだろうか。

おそらく、その特性に合わないスキルというものもあって、それを入った会社の影響でトレーニングしていった場合、どれだけスキルがあっても自分の中では全くしっくりこず、違和感バリバリで働いたり、成果も出ず、人との関係も崩れ、、、みたいなケースも存分に考えつく。


さてさて、ここで改めて問い。

あなたにはどんな特性があるのだろうか。



、、、こんなことを書きつつも私はまだ自分の特性を正確に把握することも、その特性にどんなスキルを繋いだらよいのかも分かっていないので、一緒に特性や必要なスキルをズバリ言い当てていくゲームをしてくださる方を、常時募集中。







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