大事な学びほど、誰でも言えるような言葉に集約されがち。
先日、弊社にてこんなイベントを開催した。
『YeLL/DialogueNight 〜最新の組織論と事例をヒントに、部下の主体性の引き出し方を磨こう〜』
最新の組織論と脳神経科学を組み合わせた内容となっており、かなり新しい内容だったこともあり、参加者の方々にはとても楽しんでいただいたようだった。
以下に当日の資料を添付するので、ご興味のある方はぜひご笑覧いただきたい。
イベントページはこちら:http://peatix.com/event/276478/
さて、この中では横の席の方と情報共有・議論してもらう時間をつどつど設けていたのだが、最後のほうにペアで行うワークを入れていた。
こんな質問を、片方が片方にして、それに対して回答してもらうというワークだ。
片方が20分間。
短時間で一定期間の振り返りをするにあたり、とても強力な質問であるので、ぜひ誰かと2名で互いに質問し合ってみてほしい。
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【インタビュー質問項目(この順番にて)】
■この期間(一ヶ月)最初に何があり、次に何があり、今に至りましたか?
■この期間に、仕事上でがんばったことはどんなことですか?
■この期間の最初に思っていた仕事の進め方・予想は、合っていましたか?実際にはどうでしたか?
■自分以外の人の考え方、仕事の進め方で参考になったのはどんなことですか?
■この期間で、一番学んだこと、大事だったことは何ですか?
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なお、1人で考えても自分の思考はあまり出てこないので、誰かと相互にやってみることをオススメする。
※上記資料の中では49ページに記してある。
こちらのワーク、私も中に入って参加者のとある大手企業の部長さんと一緒にやることになったのだが、私が質問を受けて回答した際、最後の『この期間で、一番学んだこと、大事だったことは何ですか?』という質問で予想していない言葉が自分から出てきた。
「常に変化し、常に新たなことをやり続けなければ、会社として存続する意味がない。」
これ、発言したあとに自分自身の心に改めて投げかけるような言葉だったなと内心苦笑してしまったのだが、
この2年半ほどを振り返ってみてもひたすら大きな学びの1つとしてこれを挙げることができる。
言葉としては、あまりにもシンプルだ。
あまりにシンプルすぎて、誰にでも言えるような言葉である。
でも、それでも私の中には今までの道のりが思い返されるし(まだまだ短いし、成果も出ていないが)、私にとってはとても大事な学びだ。
本当に少しの時間で行うことができるので、ぜひともオススメである。
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