「最近会社の人としか話してない、、」と気づいてしまった時にすぐできる時間の作り方9選



「最近、会社の人としか話してない」
「会社以外の人と関わりがなさすぎて焦る」
「もはや世界には会社内の人しかいないのではないか」

そんな声を、ちらほら聞く。


私は比較的様々な年代の方と関わるから思うのだが、別に世代が異なると変わる状況でもないようである。

多くの人が「会社の外と会話することができていない」と感じている層が、一定数以上いる。


確かに、それは分かる。
こんな感じだろうか。

"ずっとオフィスの中で仕事をせざるをえないので昼間に外に出掛けるわけにもいかず、溜まっていく仕事はどうしても残業で行い、深夜まで、、、というコースが定常的。はたまた、仮にどうにかこうにか時間を作って飲み会に行っても大概が社内の人とで、朝は若干の二日酔いと「昔と比べてお酒残るようになったな、、」と年齢の重ね具合を気にしながらも満員電車に揺られて会社に向かう。"


この生活をしていたら、そりゃ会社の人以外と話なんかできないよ!という感じかもしれないが、ここで問題なことを挙げてみようとすると何が挙げられるだろうか。

・働き方が昭和?
・仕事の量が多すぎる?
・飲み会が断れない?
・家が会社から遠い?


個人毎の問題点をあげたら様々なことが挙げられるだろう。
ただ1つここで自論を述べるとすると、ここで問題なのは、自分のコントロール下におけるものとコントロール下におけないものの線引きがなされていないということではなかろうか?


会社の都合とか人付き合いだとかで、「しょうがないだろ仕事なんだから」みたいにして自分ではその該当時間のコントロールができないものだと捉えている。

果たして、それは本当にそうなのだろうか?


自分でコントロールできるところって、おそらく誰でもあるはずなのだ。
例えば、こんな。

・朝30分早く起きてみる
・通勤時間を変えて、満員電車を避けてみる
・仕事の量を減らすために、各種自動化をしたり頼める人を増やす
・仕事の質を高めるために、物事に取り組む際の設計の仕方を変えたり最新の手法を取り入れてみる
・残業するとしても何時までと決めて取り組む
・不要な飲み会は行かないor1時間で切り上げる
・飲み会で泥酔するまで飲まない

…………細かく挙げればいくらでも出てくるはずだ。



30分、1時間できるだけでも全然違う。
何ができるだろう。

・人に会うことができる
・奥さんの代わりに子供のお世話をすることができる
・自分のスキルアップのための勉強をすることができる
・本を読むことができる
・好きなドラマを見ることができる
・軽くランニングをすることができる

…………こちらも、細かく挙げればいくらでも出てくるはずだ。



できるだけ多くの時間を自分のコントロール下におくようにする、むしろコントロールできない時間なんて作らないくらいの気持ちで日々取り組んでみたら、きっと人と会う時間なんてすぐに作れる。


とはいえ、具体的にはどんな風に決めるの?
という声もありそうなので、私自身が日々やっている施策の中でも、汎用的に使用できるもの9つ、以下に記してみよう。


■朝の移動は全く混まない時間・手段で
私はいつもだいたい6時台に世田谷駅前のバス停からバスに乗って、渋谷に向かう。
まず私がバスなのは、田園都市線も地獄のような満員電車を避けるためだいくら早朝でも混んでいるので、最初からバスにして回避している。
また、6時台だとだいたい座ることができる。座れると、本を読むか、PCを開いて作業することができるので時間を有効に使うことができる。7時台に突入すると座りにくくなり、7時台後半からかなり混む。とはいえ電車とは比にならないほど少ないが、それでも座って行う読書や作業と、立って行う読書や作業の満足度や生産性はかなり違うので、座れるように時間を選んでいる。

■会社に行く前に好きなことをする
私の会社は時間などなどそこまできつくしていないのであれだが、とはいえ会社には行く。私はその前の朝の時間、だいたい以下のようなことをしている。
・ブログを書く(夜書くと追い込まれて嫌なので、だいたい毎朝書き終えるようにしている)
・本を読む(ジャンルは問わないが、自分がそのタイミングで直感的に読みたいものを読む)
・仕事をする(先んじてやっておいたらいいなーと思うことを先にやって満足感を得る)
・人に会う(私は平日の朝のうち少なくとも2/5日は人に会っている。その2名とはそれぞれ、毎週確実に会えるように定例化している。片方はこのブログを共に進める世羅。もう片方はNippon Collectionで共に仕掛けようとしている栗林。他にも、朝に人に会ったりはよくする)

■日々やる業務などは全部カレンダーの中に事前に入れておく
私は何か業務が発生すると全てカレンダーにて管理する。今日はこれをこの時間にやらないとなあというのを全て入れているので、特にどの業務をしようだなんてあまり考えずに取り掛かる。
もちろん途中で差し込んできたものもカレンダーに追加するし、1日の中で2,3回は改めて思案して、「これやったほうがいいんじゃない?」というものを出し、カレンダーに入れていく

■お昼ごはん時は確実に外にでる。一瞬でも。とはいえ別にお昼休みという概念はない。
リフレッシュはつどつどないと集中力が低下するので、お昼には外にでる。とはいえ別に外のお店で毎日食べる訳でもないし、基本はどこかで買ってくるのだが、買って帰ったら食べながら仕事をする。もしくは、読みたかったWEB上の記事を読む。特に休んでいるという概念なく。

■眠くなったら寝る
人はいつでも眠くなるものである。眠い時に仕事をしても何も捗らないので、私は眠いなあと少し思ったらすぐに寝る。5分寝るだけで劇的に生産性が上がる。

■どれだけ長くとも、17時か18時にはオフィスでの仕事を切り上げる
外に出ている日は話が別だが、午後オフィスにいたとしても、夕方にはもう出る。基本的に。
ずっと同じ場所にいても集中力が続かないし、業務を切り上げて脳内を一回整理した方がその後のパフォーマンスがとても良い

■夜の時間はいくつかのことを組み合わせて過ごす
だいたい以下のどれかに収斂されるが、基本的には仕事×何か、何か×仕事な感じだろうか
・仕事
・人に会う
・映画
・本
・イベント
・運動
・ブログ
で、これらを様々なる組み合わせで0時か1時くらいまで行う。
運動したあとに仕事再開したり、仕事した後に映画観たり、人に会ってお酒も飲んだ後に仕事に戻ったり、イベントに行った後に仕事に戻ったり、仕事した後に本読んだり。
正直、どれもこれも自分としては並列なものとして捉えているので、オンオフの差みたいなものはあまりない。

■5人以上のお酒を飲む場には週7日通してほぼ行かない
元々いわゆる飲み会が苦手というのが大いなる要因ではあるが、5人以上のお酒を飲む場に行くともれなく自分のモチベーションが下がり面倒になり心が重たくなってくるのを理解しているので、行かない。
あとは、その場に行くと自身の特性(親密性)を発揮できず落ち込むことを認識しているし、何も得られずに終わるので行かない。
※例外:年齢が離れている場合は行ったりすることがある

■夜、誰かとお酒を飲む(5人未満)のは、週に2回まで&意識が朦朧としたり二日酔いになるレベルまでお酒を飲まない
制限しないと数が多くなって自分の他の時間を潰されてしまうので、2回に限定。また、他に影響を及ぼすと調子が狂うのでお酒は飲みすぎない。
ちなみに、この項目は自分の中で上記の「人に会う」に含まれる
※ちなみにウイスキーと日本酒はひたすら飲みたいくらい好きだが、美味しくちょいと飲めれば幸せ感じるので量は求めない



…………というように私は時間を作るようにしているが、別にこれらは正解というわけではないし、各人それぞれとてもユニークな方法をとっているかもしれない。
みなさんは、どうだろうか。

他に汎用的に使える手法があればぜひ教えていただきたいので、その際はぜひご連絡をいただきたい。




冒頭ではこんなことを話した。

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「最近、会社の人としか話してない」
「会社以外の人と関わりがなさすぎて焦る」
「もはや世界には会社内の人しかいないのではないか」

そんな声を、ちらほら聞く。
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こんな風に「最近会社の人としか話してない、、」と気づいてしまったら、
結局は、
・自分がどこに有限な時間を投下したいか
・そのためにいかに自分の時間をコントロールするか
というこの2つをどれだけ考えて実際に実行してみるかにかかっている。

そうでないと、いつまで経っても社外の人に会えず、自社の人だけを相手に生きていくことになる。



まあ、考えて実行するのってどんな人でもとっても難しい、そんなことも自明の理なのだけれどね。


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