20代以降の「仕事のスタンス」に強い影響を与える相手の探し方




昨日の記事で、「20代の仕事に対する動機付け」に興味がある、という話をした。
そして、20代の動機付けは「親」の影響をもろに受けるのでは、という話もした。

■働き始める20代は、「子供時代に見てきた親の仕事へのスタンス」を知らず知らず踏襲する。
http://yuki-kitamu.blogspot.jp/2017/06/blog-post_31.html



だが、20代は親から巣立つタイミングでもある。
親の影響を受けつつも、それだけじゃない。いろんな出会いがあって、他の要素もどんどん取り込んでいく時期だ。



さて、では次なる疑問。
親から巣立つと、動機付けに関わる要素が様々増えてくるはずである。
30代の仕事のスタンスは、20代のうちにインプットするこの要素により変わってくる。

では、20代で得られる、仕事のスタンスに関わる要素とはどんな相手から得てくるのだろうか?




それを測るための簡単な式を用意してみた。(特に年代問わず使えると思う)

ぜひとも、普段一緒に同じ場所で過ごすことの多い方、良くも悪くも濃密な時間を過ごすことの多い方を最低でも3〜4人、できれば7〜8人ほど選んで公式に当てはめてみてほしい。


そして私は、その対象者との間に存在する2つの軸で捉える。

「対象者との会う頻度」

「対象者との関係性」(フラットな状態を0とした時に、その0からの距離)

この2軸をそれぞれ10段階評価し、それらを掛け合わせ、降順に並べてみる。100に一番近いものから順に、自分が「仕事のスタンス」の影響を強く受ける順序となっている。


「対象者との会う頻度」×「対象者との関係性」=(100〜1の範囲)

※10段階評価のスケール
・「対象者との会う頻度」→10:とても多い 5:どちらでもない 1:とても少ない
・「対象者との関係性」→10:とても良いorとても悪い 5:まあまあ良いorまあまあ悪い 1:関係性が0ベース



ちなみにこれは自分の中での絶対評価になるので、この数値を他の方と比べることには何ら意味がない。

自分の中で優先順位をつけてみたら、その順に影響を受けるというわけだ。
そして、その影響が良い影響のこともあれば、悪い影響のこともある。



なお、この順位をつけてみたら、それぞれの人からどんな「仕事のスタンス」に関してどんな影響を受けているのか考えてみてほしいのだが、考えるだけで止めてしまっては勿体無い。

そこに含まれない2〜4人で集まって(できれば知らない同士)、公式に当てはめて出た点数の上位3人と接してどんな「仕事のスタンス」に関する影響を受けたのか、その場の複数人に自身の考えを伝えると共に、フィードバックをもらうというのはとても有意義な時間になるはずだ。


そうすることで、「親」の影響で創り上げられた自身の「仕事のスタンス」の土台の上に
新たな考えを積み上げていくことができ、
より自分なりのスタンスを丁寧に構築していくことが可能である。






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