"初めて"は毎日生み出せる




『毎日"初めて"を体験できるかどうか、それがとても大きな違いを生むって、神様が教えてくれたんだ。』


たまたま見たこちらの映画の一幕。

100歳の少年と12通の手紙 [DVD]

ニューシネマパラダイスを彷彿とさせるような流れと、どこで見たか分からないけどとても懐かしいコマ割りのこの作品。

あらすじはこちら↓
白血病で入院中の少年オスカーは10歳にして余命わずか。真実を明かそうとしない医師や両親の態度に傷つき、誰とも口をきかなくなる。ただ1人、偶然病院内で出会った宅配ピザの女主人で口の悪いローズにだけは心を開く。ピザの注文と引き替えにオスカーの話し相手になることを引き受けたローズは、余命12日のオスカーに1日を10年と考えれば120歳まで生きられると助言し、毎日神様に手紙を書くことを提案する。


やたら号泣してしまった作品だが、最上部の言葉がとても今の自分にしっくりきた。

毎日”初めて"を体験できているのか。

これ、神様は毎日いろんな初めてのものを作っているんだね。全て同じようでいて、同じじゃないんだね。
と主人公が発言していた内容であるが、実に心に残る言葉だ。


日々生きている中で、どうしても同じことを繰り返さないといけなかったり、今までやってきたことをそのままやる、みたいなことばかりの環境もあれば、人もいるだろう。

そんな中で毎日"初めて"を体験し続けるってとても難しいものである。

実際、毎日毎日"初めて"だらけでね、と話す人は正直少ないはずだ。


だが、経験すること自体が同じであっても、その日の状態とか感情とかによって捉え方は変わってくるとも思う。
そう考えると、どんな毎日でも"初めて"を実感することは可能ではなかろうか。



さて、明日はいつもと同じとある1日。毎週やってくる金曜日。
でもそこに、どんな"初めて"が待ち受けているのだろうか。

そう考えると、いつもに増してワクワクするように感じないだろうか。




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