イヤホンを身につけないだけで劇的に増した、5つの「人生の有意義さ」
昨日はいつもと全く毛色の違う記事を書いてみた。
「世の中は、好きなもので溢れている。」
http://yuki-kitamu.blogspot.jp/2017/06/blog-post_10.html
この記事は、一昨日の深夜、ビルボード東京から帰る最中にその時の感情に流されるままに書いてみたものだ。
今思い返しても、なんて素晴らしい夜だったのだろうか。
その夜、ビルボードで歌ったのは、Brian McKnight。
米国の正統派R&Bアーティストとして絶大な人気を誇る彼。私の親世代くらいならば、90年代に聞いていた方もいるかもしれない。
いくつかyoutubeの曲を貼ってみる。
youtubeで聞いてもとってもいいが、やはり生は次元が違った。
あの心地良さは、生でないと感じ取れない。
ライブ好きの方であれば、この感覚はお分りであろう。
さて、話を一旦うつしてみよう。
最近、とても気をつけて実践していることがある。
それは、このライブのような「生の音」を聞くということだ。
歌だけではない。
風、人の声、車のエンジン、この世界にある音、すべて。
自分の耳にとっても良いものを与えてあげられている感じ。
これ、実は4月くらいから気をつけていることなのだが、それからというもの、冗談抜きで「人生の有意義さ」が格段に増した。
その有意義さが、以下の5つだ。
1. 取り入れる情報量が圧倒的に多くなる
2. 聴覚の敏感さが圧倒的に増す
3. 味覚の感度が圧倒的に上がる
4. 睡眠の質が圧倒的に良くなる
5. 日々の集中力が圧倒的に上がる
というのも、私はもともとイヤホンで曲を聞くことがとても多かった。
移動中も、仕事での作業中も、本を読んでいる時も、1日の中でかなり多くの時間、イヤホンを通して曲を聞いていた。なんと、寝る直前まで聞いていた。
もう高校生くらいからずっとそうだったので違和感なく過ごしていたのだが、とある時、ふと
「なんか、いつも耳に蓋してるから五感のうちの1つを無駄にしてるんじゃないか」
と思ったことがあり、お試しでイヤホンで曲を聞くことをすべてやめてみた。
すると、予想だにせず上記の効果が出たのだ。結構すぐそう思ったことを覚えている。
これは自分の中で革命的だった。
今まで、なんて無駄なことをしていたのか。
そして、これから得られるものにとてもワクワクした。
そんなことを思っている最中、先日とある音声認識の研究者と言語解析の研究者とお酒を飲んでいた時のこと、彼らは興味深いことを言っていた。
「ほんと、リアルな音を聞くのは素晴らしいですよね。常日頃研究してて思います。データなんて、圧縮してるんだから音の良い部分を削ってるに決まってるじゃないですか。」
それを聞いて、私の考えはほぼ確信に変わった。
そして、決めたことがある。
データになっている音は、できるだけ聞かない!!!
※ただ、大好きな映画だけは除く。そればかりは仕方ない。生で映画の撮影を見ても面白くないし、そもそもなかなか見れない。
世の中には様々なリアルな音で溢れている。
そのどんなものでも自分に良い刺激を与えてくれる。
いつもは基本的に何もせずに耳に入るリアルな音を重視しながら生活し、
時には自分の体が最高に喜ぶ音を聞きにいく。
金曜夜のビルボードでのBrian McKnightのライブは、まさにその「自分の体が最高に喜ぶ音」だ。
そんな「音」との出会いをもっともっと作っていきたい。
意外と、自分が今まで知らなかったところに、そんな「音」があるものだ。
(ただ、普通に四季に行きたい今日この頃。ベタにライオンキング観たい。)
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