「わたしセゾン」から見る、仕事=悪と捉える日本人の多さ


先日、クレディセゾンがこんなPVを公開した。

1st Single「わたしセゾン」ー東池袋52運営事務局
http://www.saisoncard.co.jp/saison52/#pv




明らかに言及しているわけではないようだが、欅坂46の「二人セゾン」のアンサーソングのようだ。

「二人セゾン」「わたしセゾン」
両方に含まれる「セゾン」はフランス語で季節を意味する。

両方とも季節が巡りゆくことを歌詞の中で示しているが、
「二人セゾン」は、別れた二人の人物が思い出を胸にそれでも前を向いて進んでいくというストーリー
「わたしセゾン」は、それでも相手に思いを馳せてセゾンで待っていることを宣言するストーリー





これを見た感想がネット上に多く上がっていたが、その中にこんな意見も多く見られた。

「ブラック企業」
「かわいそう」
「社畜」
「上の指示に決まってる」
「給与形態は、、、」


この件に始まったことではないが、どうも

仕事=悪
仕事=楽しくない

という構図があるようだ。


別にその意見に反対するわけではないし、あって当然な考えかとも思うが、どうして

仕事=善
仕事=楽しい

というような意見は見当たらないのだろうか。


というのも、私の周りには、
仕事がとてもエキサイティングなもので、すこぶる楽しく、かつ社会に対して貢献をする為にかなり重要なことであると思い働いている人たちがたくさんいる。

そんな彼ら彼女らを見ていると、どうしても

仕事=悪
仕事=楽しくない

という構図だけが全てではないと思うのだ。


この「わたしセゾン」で出演している彼女たちがどう思って、そしてなぜ参加しているのかは知らないが、

「これを通して会社のブランディングをしたい」
「全国から集まってものを作るということが面白そう」
「他がやっていない新しいことをやるのが好き」
「そもそも人前で踊ることが楽しい」

そんなことを彼女たちは思っているのかもしれないのに。



ただ1つ言えることは、仕事は嫌なものだと認識している人が、日本にはそれだけ多いということなのだろう。


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