『闇が、更に深まったね』と言われて。
先日の夜、5年ぶりくらいの方とお酒を飲みに行った時のこと。
彼は私が大学3年生の時、つまりいわゆる就活生みたいなことをしていた時に出会った方。
彼はとある企業の採用権限持ってる方で、端的に言うと私を採用しようとしたところ、私が振ったという。
あのころ随分と相談にのってもらったのになんて罰当たりな!という感じではあるが、それ以降もFacebookで繋がっていて、今回たまたまご連絡をいただき飲みに行った。
彼と再会した瞬間、「お、そっち行ったか」と言われ「おやおや?」と頭に???が浮かんだのだが、その直後に言われたことが個人的に、とても面白かったのだ。
『いや、北村くん。。。闇が、更に深まったね!』
と嬉しそうに言われる。
よくよく思い返してみると、大学3年生の頃の私も似たことを言われたことがあった。
『昔の闇を、良くも悪くも引きずりながら生きていくよね。君は。強い想いやモチベーションになることもあれば、それが枷になることもある。これから、君はどうなるだろうね。』
結果、これだ。『闇が、更に深まったね』と。
表情がそうらしい。
ただ彼はそのあとに、こう続けた。
『でも、それがあったから採用したかったんだよね。結果派手に振られたけど。笑 まあ、ここまで深くなってるとはあまり思ってなかったけど、それでもその中でとても楽しくやれてるのはすっごくいいよね。多分、その闇との付き合い方をこの数年で会得したんだろうな。それは、本当に、よかった。』
ここまで感性的に捉えてくださる方もなかなかいないので、とても嬉しい。
もう少し思い返すと、この方には良く代官山で美味しいご飯をご馳走になりながら、よく話を聞いてもらった。確かその時も闇に触れられて、あの頃は免疫がまだあまりなかったからかその方の前で号泣したのをふと思い出して恥ずかしくなるのだが。
とはいえ、有難い。
また数年後、お会いできるのが楽しみだ。
そして、私も人と出会う時にかくあるべし!と、彼のように相手を感覚で捉え、長い年月が経っても覚えていて掴んであげられるようになりたいものだ。
ただ、これは余談だが、久々に9時間もぶっ通しで飲んで、疲れ果てた。
なぜ一般的な一日の労働時間よりも長く飲んでいたのだろうか。もう1人、彼の採用を振った方も交えて3人で、9時間。何をしていたのか、もはや記憶が定かではないが、やたらと笑ったいたことと、恋愛と広告の話をしたのは明確に覚えている。
もう、飲むのは2時間までにしよう、、、
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