いつでも誰でも簡単にできる、自分自身の心の状態を正確に把握する方法
"Your partner is your reflection. (あなたのパートナーは、合わせ鏡。今の自分を映している)"
パートナーもそうだけれど、空や景色を見てどう感じるかも、自分の心の状況を知る一つの方法かもしれない。
ー『Luxury time to look up the sky, 最近空を見上げていますか?』 / YU Latifa
https://shinayuu.wordpress.com/
昨日の品川のブログに、こんな記述があった。
これ、いやあまさしくそうだよなあと思うことが多いので、この記述に重ねて今日のブログを記してみよう。
私は、周りにあるもの全てが自分の鏡だと思っている。
周りの人、見える景色、聞こえる音など、全てだ。
例えば、周りの人。
会社や学校などの所属する所の人たちはまさに日々感じる所だろう。
自分がその相手に対してどのような態度・表情・頻度で話をしているかで、相手の態度も表情も変わる。
それが上司と部下の関係性だった場合は、部下の業務に取り組むスタンスや成果は上司の態度や表情や話す頻度が多大なる影響を与えているだろうし、
それが部門を跨いだ同僚の関係性だった場合は、部門を超えたプロジェクトの進み具合や質の高さに、自分が相手にどう接しているかが強い影響を与えるだろう。
例えば、見える景色。
同じ景色を見ても、タイミングによって見えるものは変わって見えないだろうか。
中学生の時に見た実家の周りの山々と、オトナになってから見た実家の周りの山々は違うはず。
人と接してとても嬉しいことがあった時に見える街中の人の姿と、人に接してとても辛いことがあった時に見える街中の人の姿は全く異なるように見えるだろう。
例えば、聞こえる音。
イライラしている時やネガティブな時に聞こえる雨の音と、なんだかウキウキしている時や心に余裕がある時の雨の音は違うはず。
電車の中の赤ちゃんの泣き声とかも、同じだろう。
他にも、私の場合は趣味に時間を投じる時にも、全て同じ原理が働いている。むしろ、私が趣味として楽しむものは、私が私自身を表出させやすい"箱"なのだ。
映画を観ることも、小説を読むことも、美術館で絵を観ることも、オーケストラを聞きに行ったりすることも、茶道をすることも、華道をすることも、全部同じ。
その時その時の自分を表出させるのにぴったりだと思う"箱"を直感的に選択し、定期的にその時間を創っている。
みなさんは、どうだろうか。
天羅万象全てを鏡と捉えてみると、今の自分はどんな人間だろうか。
最後に、私の大好きな言葉を紹介して締めくくることにしよう。
るろうに剣心 第百六十七幕「追憶ノ参―血の雨の男と女―」
こちら、『るろうに剣心』のマンガの中にて、主人公の緋村剣心が師匠の比古清十郎から教えを受けている時のシーンなのだが、この言葉こそまさに、「鏡」だ。
春は夜桜
夏には星
秋には満月
冬には雪
それで十分酒はうまい。
私も、そう感じれるような心で、状態で、感覚で、毎日を過ごしたいなと、
心底強く思うのだ。
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