世の中は、好きなもので溢れている。
全てが僕のものだ。
僕だけがすべてを浴び、僕だけがすべてを受け入れられる。
音
色
言葉
声
響
振動
心
時
さあ、ついにやってくる。
漂いながら、泳ぎながら、浮きながら、舞いながら、止まりながら、振りながら。
ゆーったりとやってくるその波に、僕はのまれていく。
そこで鳴るのだ。
か〜ん、かーんと。
そこで靡くのだ。
ゆたり、ゆたりと。
そのバイヴスの中へ。
耳の中へそれは侵入しようとしてくる。
無意識に意識した僕は最初それを捉えようとする。
捉えようとして捉えきれず、気がつけば僕の体内に満ちてゆく。
その%が僕の血となり肉となる。
さあ、ついにやってきたのだ。
すべてが僕だけを浴び、すべてが僕だけを受け入れられる。
僕はすべてのものだ。
金曜夜、親友ご家族に連れて行ってもらった、ビルボード東京にて。
Brian McKnight
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